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星秀理論『まえがき』 [星秀横丁.com]

まえがき




 野球というスポーツの出来には、先天的な能力が大きく関わっています。私自身を振り返ってみても、物心がついた頃には、上手に野球をすることが出来ていました。体の成長と共に能力も成長し、努力をすることもなく、ごく自然に出来るようになりました。特に投げる能力が高かったため、投手の道へ進みましたが、打つことにおいても困ることはありませんでした。向かってきたボールを自然に打ち返すことができたのです。そうやって、何の努力もしないまま、プロ野球の道へ進むことができてしまいました。

 プロ野球においては、軟式野球からの入団ということもあり、一軍へ上がるまでに長い時間を費やしました。努力もそこそこに、天性に任せて無我夢中で進んだプロ野球人生は、肘の故障が原因で幕を閉じました。その後は、喫茶店経営の傍ら、少年野球の指導を行ってきました。

 バッティングセンターへの転職をきっかけに、ここ数ヶ月は毎日のように、小さな子供たちのバッティングを眼にするようになりました。野球経験者ということもあり、自然と打つ姿に眼が行きます。よく当たる子もいれば、全く当たらない子もいます。彼らの違いを観察すればするほど、彼らの持つ天性が影響を与えているのではないかと、強く感じてしまいます。

 当てる能力のある子は、意識しなくともタイミングの取り方が上手く、そうでない子は、努力してもなかなかタイミングを掴めません。また、スイングの軌道の違いや、体の動かし方の違いなど、細かくチェックすればするほど、体の使い方にはっきりとした違いがあることが判ってきます。彼らにとっては自然な動きにも関わらず、このような違いが生まれてしまうのです。

 それでは、天性の無い少年が上達するにはどうしたら良いのでしょうか。それには、優秀な指導者が不可欠になります。親から子へ、一生懸命にアドバイスを送る光景をよく見ますが、どんなにアドバイスを繰り返したとしても、なかなか上達しないということも少なくはありません。素人であれば当然かもしれませんが、どんな少年でも的確なアドバイスを与えれば、必ず良い方向へ進んでいきます。

 いつしか、私自身が何かを与えられないかと考えるようになりました。天性のある子はもちろんのこと、天性の無い子でも上達できるような理論、それを作り上げることが私の夢となっていきました。

 私の理論は、このような長年の思いから生まれた理論です。天性の有無に関わらず、どんな子でも上達できるきっかけ≠ェ含まれています。是非、参考にしてみてはいかがでしょうか。


平成20年9月  星野 秀孝



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